大手総合商社の双日は、2012年11月2日に発表した第2四半期決算で累計117億円の「投資有価証券等評価損」を計上した。会社側によると、保有する有価証券のうち、時価が著しく下落し、回復する可能性があると認められないものについて、減損処理による投資有価証券等評価損を計上する必要が生じたという。
企業では株式や債券など、さまざまな有価証券を保有しており、会計上それらは「有価証券」として扱われる。所有目的などによって種類が分かれるので、その定義や評価の扱いについて整理しておこう。
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(構成=高橋晴美 図版作成=ライヴ・アート)

