著名なビジネスパーソンに朝型が多いワケ

先ほど、自律神経の変動に合わせて生活するといいと記しましたが、仕事の時間にもそれを取り入れるのです。

勤務時間が9時~18時なら、そのなかで9時~12時、13時~15時など、時間を区切って、やるべき仕事を振り分けて行うと、効率的に仕事ができます。

著名なビジネスパーソンというのは、朝型の人が多いですよね。それには、ちゃんと理由があります。

朝は副交感神経優位から交感神経優位にだんだんと切り替わっていく時間帯で、両者が比較的高いレベルの、心身ともにベストな状態にあります。

目を覚ました後、ベッドで伸びをする女性
写真=iStock.com/oatawa
著名なビジネスパーソンには朝型の人が多い(※写真はイメージです)

午前中は「創造性の高い仕事」にあてたほうがいい

つまり、朝は1日のなかでもっとも脳が活性化し、集中力が高まっている、仕事のゴールデンタイムなのです。

ですから、出社してから昼食までの午前中は、企画を考えたり重要な資料を作成するなど、頭を使う、創造性の高い仕事にあててください。

出社してすぐのメールチェックをルーティンにしている人も多いようですが、このゴールデンタイムを、機械的にできるメールチェックなどに使うのは、実にもったいないと思います。