より良い健康のための生活習慣は何か。『「免疫力が強い人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社)を監修した内科医の工藤孝文さんは「たとえばデスクワークが続く人は、体が固まって、肩こりや腰痛などに悩まされやすい。血流が悪くなることから内臓の働きも鈍り、よく便秘にもなってしまう」という――。

ネバネバ食品を食べれば腸は快調

おなかを元気にして、便秘を解消し、感染症にもかからないで過ごしたい。でも、どの食材が食物繊維が多いかなんて覚えるのは面倒くさい……。

こんなものぐさな人にぴったりの食材の選び方がある。とりあえず、ネバネバするものを多く食べるようにするのだ。すでに実行している人は、おなかの調子が良く、健康をキープできていることだろう。

納豆、オクラ、モロヘイヤ、ナメコ、メカブなどがネバネバしているのは、ひと言でいうと、水溶性食物繊維がたっぷり含まれているからだ。

納豆
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大豆は不溶性食物繊維が圧倒的に多いのだが、納豆になると水溶性食物繊維が約2.5倍に増えるのでおすすめだ。

また、ナメコは念入りに洗うと、せっかくのぬめりがなくなってしまう。サッと洗って、汚れを落とす程度にとどめよう。

のん兵衛が翌朝の下痢を防ぐための秘策

お酒を飲むと、アルコールの作用で体温が上がり、免疫力が強くなるという説がある。また、免疫力低下の原因となるストレスが解消される効果も考えられる。

しかし、だからいくら飲んでも大丈夫、と思ってはいけない。アルコールの害は数多く、そのひとつが腸壁を攻撃し、炎症を起こしてしまうことだ。お酒を多く飲んだ翌日、下痢をすることがあるのはこの作用による。

毎日のように深酒を繰り返せば、腸の中の善玉菌が減って、悪玉菌の勢力が増し、腸内環境が悪化して免疫力も弱くなってしまう。

そこで、良好な腸内環境をキープしたいのん兵衛は、同量の水を交互に飲みながらお酒を楽しむ。こうすれば、胃の中でアルコールが薄まるので、及ぼす害を抑えられる。お酒を長く楽しむために、ぜひ習慣に取り入れてみよう。