どうすれば雑談が上手になるのだろうか。多方面で活躍するタレント・田村淳さんは「雑談が苦手な人ほど、印象に残らない一般的なことを話している。一般的ではない話題を鉄板ネタとして持っておけば、雑談が盛り上がる」という――。

※本稿は、田村淳『超コミュ力』(すばる舎)の一部を再編集したものです。

グラスを持って乾杯する手
写真=iStock.com/hxyume
合コンのような場所では、自分に興味を持ってもらうことが最優先(※写真はイメージです)

「雑談・自己紹介が苦手な人」は一般的なことを話している

日常生活の中で、突然生まれる沈黙の時間。

もしくは職場やプライベートなど、初対面の場においての自己紹介。

これらの場面を苦痛に感じる人は少なくありません。

そんなときにおすすめの方法は、自分の中で最も一般的ではないものを伝えることです。

多くの人は、自己紹介の場において「登山が好きです」「映画が好きです」などと、より一般的なものを伝える傾向がありますが、それだと自分を印象づけることができません。

特に、合コンのような場所では、自分に興味を持ってもらうことが最優先。なおさら人とは違うポイントをアピールしなければなりません。

「コミュ力お化け」は雑談のネタを持っている

多くの人がどうすればいいかわからなくなるこの何気ない瞬間に、コミュ力お化けたちは、相手を和ませることができます。

その違いを分けるのは、雑談で盛り上がるネタを持っているかどうかです。

特に共通の体験がある話題は、話術に関係なく、相手との距離を縮められます。

ということで、田村淳流の鉄板ネタで個人的に最も活用している話題。

それは、

「うまい棒」です。