「興味がある」という姿勢を見せる

最初は相手に興味が持てなくても悩む必要はありません。はじめは演技でもいいので、「あなたに興味があります」という姿勢を見せながら、ゆっくりと相手の面白い部分を探していきましょう。

もちろん話を聞いていく中で、すぐにその鉱脈に辿りつくわけではありません。

話せば話すほど、相手に幻滅したり、価値観の違いがより際立ってしまうこともあるでしょう。

無理に付き合わなくてもいい

しかし、これまでの経験上、どんな人にだって、「良いところ」は必ず存在します。

一度その鉱脈を見つけたら、その「良いところ」を自分の中で思いっきり膨らませ、「好き」を育てていくのです。

田村淳『超コミュ力』(すばる舎)
田村淳『超コミュ力』(すばる舎)

そして、「あなたのこの部分最高ですね! もっと話を聞かせてください!」と迫ることで、グッと距離が縮まっていくというわけです。

最初からうまくいくことは難しいかもしれませんが、続けていくうちに見つけられる速度は上がっていきます。

そして、さらにその回数を重ねれば、「この人の面白いところはどこなんだろう?」と、ワクワクしながら話を聞けるようになります。

もちろん人間ですから、「合う・合わない」はあります。話を掘り下げた上で、どうしても相手に興味が持てないときは、無理に付き合わなくてもいいのです。

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