タワマンの夜景を喜ぶのは、もはや庶民だけのようだ。いまザッカーバーグら超富裕層は「地下要塞」に熱視線を向けている。たとえば、1戸30億円の「地下20階の要塞」には、国家崩壊時も生き残れる「自給自足システム」と、ホワイトハウス級の「医療設備」があるという――。
一体何のために? 「400億円の地下シェルター」
ハワイ・カウアイ島の静かな土地で、今、世界で最も注目される「住宅」の建設が進んでいる。
メタ(旧Facebook)のCEO、マーク・ザッカーバーグが手がける「コアウ・ランチ」だ。総工費は1億ドル、土地代を合わせれば2.7億ドル(約400億円)を超える。このプロジェクトの異質さは、米調査報道誌『WIRED』が2023年末に報じた詳細によって明らかになった。
この広大な敷地には十数棟の建物が点在するが、その核心は地上にはない。主要な2棟の建物を地下トンネルでつなぎ、5000平方フィート(約140坪)に及ぶ「巨大な地下シェルター」が建設されているのだ。そこには少なくとも30の寝室やバスルーム、会議室やキッチンを備えた12棟以上のオフィス兼居住区が広がっている。独自の発電システムと巨大な貯水タンクが備わり、防音仕様の「爆破耐性扉」で守られているという。
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