これからの時代を生き抜くためには何が必要で、どのようにパフォーマンスを高めればいいのか。マネックスグループCEOの松本大さんは母校の開成中学2年生に向けた講演の中で「地頭×好奇心=自分の出力量です。地頭は実はそれほど変わらない。大事なのは好奇心=頭の回転数(考えること)。毎年1割増の好奇心を40年間持ち続けると出力は45倍に大きくなります」と語った――。
開成学園
撮影=プレジデントオンライン編集部

「地頭×好奇心=君の出力」をいかに高めるか

僕は昭和38(1963)年生まれで、開成に入学したのは昭和51(1976)年。ずいぶん昔のことですね。その当時と比べるといろんなことが変わりました。校舎も変わりました。いま話しているこの視聴覚教室のあたり、昔はグラウンドだったんですよ。

授業の内容も変わったと思います。歴史にしても物理にしても生物にしても、僕が開成で学んでいたときとは、理論そのものが変わってしまっているものもたくさんあります。宇宙の成り立ちとか、生命の起源とか。

当然のことながら、これから先、未来においても変わっていきます。いま先生たちが教えていることが、僕がここで話していることもですが、この先ずっと正しいという保証はありません。だから、君たちが未来に向けて歩んでいく際に大事になってくるのは、“教わること”“覚えること”ではなく“自分で考えること”なのです。

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