スーパーマーケット成城石井で年間100万袋を売る人気商品「ハンターズ 黒トリュフフレーバーポテトチップス」は、アラブ首長国連邦のドバイからの輸入品だ。なぜわざわざそんなところから輸入することになったのか。そこには「納得の理由」が隠されていた――。
ハンターズ 黒トリュフフレーバーポテトチップス
画像提供=成城石井
ハンターズ 黒トリュフフレーバーポテトチップス

「トリュフ味」に火をつけたハンターフーズ社

スーパーマーケットの成城石井には、珍しい輸入ポテトチップスが数多く並んでいる。それゆえ、筆者のようなポテトチップス好きにとってはチェックが欠かせない店と言ってよい。

その中でもっとも売れているポテトチップスが、2020年春から販売しているハンターフーズ社の黒トリュフフレーバーポテトチップス(HUNTER’S Gourmet HAND COOKED POTATO CHIPS - Black Truffle)だ。

テレビ番組やYouTubeの試食動画、個人ブログでもよく紹介されているので、ご存じの方も多いだろう。缶タイプと袋タイプが流通しており、成城石井で取り扱っているのは袋のタイプ。2020年には100万袋も売れた。そのヒットを受けてか、国内メーカーでも今年に入ってカルビーが「ポテトチップス 至福のトリュフ塩味」を、湖池屋が「じゃがいも心地 トリュフと岩塩」を発売している。