自分を褒めるポイント②「成長を褒める」

自分を褒める2つ目のポイントは「成長」の承認です。

「資格をとった!」「何キロ痩せた!」「仕事を終えた!」これは結果の承認。

成長の承認は、その結果にいたるまでのプロセスや自分の成長を褒めてあげることです。

【あかり】成長を褒めることの良いところは、結果の良し悪しにかかわらず自分を褒められるところ。たとえば資格試験に落ちても、

「それに挑戦しようとした自分」
「勉強したことで成長した自分」

それは褒めてあげなくちゃ。

【後輩】なるほど……! 「できた」っていう結果だけじゃなくて、その途中も褒めるんですね。これなら結果がでていなくても自分を褒めることができますね。

私、前に資格試験に落ちてしまったとき、それまでの努力は全部ムダだったって思ってました。でも勉強して今までわからなかったことがわかるようになったのは、自分が成長したってことですもんね。

【あかり】そうそう、そういう成長のプロセスもちゃんと認めていこう。

【後輩】これだけでも自分を褒めるレパートリーが広がりそうです!

自分を褒めるポイント③「存在を褒める」

最後の一つは、存在の承認です。

あかり*生き辛いOL著、中島輝監修『生き辛いOLですが自己肯定感を高めたら生きるのがラクになりました。』(SBクリエイティブ)
あかり*生き辛いOL著、中島輝監修『生き辛いOLですが自己肯定感を高めたら生きるのがラクになりました。』(SBクリエイティブ)

多くの人が忘れてしまっているけど、私たちが生まれてくる確率は本当に奇跡のような数字です。祖先が一人かけても私たちはいません。だから、存在しているだけで、あなたは素晴らしい。

あなたが、あなたとして生きているだけで価値があるんです。それだけは忘れないでくださいね。

すこし大きな話になってしまいましたが、たとえば「○○さんがいてくれて助かっているよ」「あなたと会えてうれしい」なんて言われたら嬉しいですよね。これが存在の承認です。

朝、目覚めたら、「今日も生きていてすごい」「そんな自分には価値がある」、そんな風に自分を褒めてあげてください。

3つの承認、1つずつ見つけるだけでも、「寝る前の3褒め」クリアできそうな気がしませんか?

【後輩】いや、寝る前だけじゃ足りません!!! これからはご飯食べたら褒めて、仕事終わるたびに褒めて、そのために工夫したこと褒めて褒めて褒めまくるぞ~~~!

【あかり】その調子‼

【関連記事】
「うつ病かも…」と思った女性が精神科に行く前に疑うべき2つの病気
「1日2個、切ってスプーンで食べるだけ」メンタル不調に効く身近な"あの食べ物"
「精神科医が見ればすぐにわかる」"毒親"ぶりが表れる診察室での"ある様子"
帰宅するたびにやる気がなくなる…子供の成績を下げる母親が玄関でやっている"最悪の声かけ"
メンタル不調のときにまず食べるべき最強で手軽な「うつぬけ食材」