ベンチャー企業・都市デザインシステム社長の中川敬文(44歳)も、大前経営塾で「大企業の常識」と遭遇し、新鮮な驚きを覚えた一人である。

中川敬文●都市デザインシステム代表取締役社長。1967年、東京都出身。89年関西学院大学社会学部卒。ポーラ化粧品本舗(現・ポーラ)に入社。都市デザインシステムに転職し、2011年より現職。

中川は04年4月入塾の第5期生。こうわかりやすく説明する。

「ベンチャー企業の経営者は『井の中の蛙』になりがちです。私も社内ではあまりメールを重視せず『直接会って話せばいい』というタイプで、たまに意思疎通に支障が出ても意に介しませんでした。しかし大前経営塾に入ってみると、上場企業のマネジャー、部長クラスの方がたくさんいらっしゃいます。この人たちは、組織を使って仕事をすることに長けています。エアキャンパスの議論を見ているとわかるのですが、皆さんは私のように感覚派ではなく、ロジックを駆使してわかりやすいメールを書いています。このやり方は非常に勉強になりました」