記憶に残る場面は匂いとともにあり
食事の香り、好きな香水、自宅の匂い……私たちは常にたくさんの「香り」に囲まれて生活している。
そして香りと、それを感じた場面の「記憶」は密接に関係している。
例えば、牡蠣を食べてお腹をくだした経験があると、その後に牡蠣の匂いを嗅ぐたびにつらさが蘇るだろうし、仲間とポップコーンを食べながら楽しい映画を見たのなら、ポップコーンの匂いでその時の一場面が浮かぶ。恋人が身にまとう香水と近い匂いに接すれば、その人のことを思い出すだろう。
だが、今の生活を振り返ってみてほしい。コロナ禍でオンライン化が進み、人とのふれあいが極端に減った。それによりあなたの“記憶に残る場面”は、少なくなっていないだろうか。
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