【大腸がん】切除不能・進行がんでも2年以上の延命効果

女性の死因第1位、男性の死因第3位の大腸がん。早期発見なら内視鏡的切除や手術でほぼ100%完治する。しかし、転移があるケースは抗がん剤が効きにくく、やっかいだった。切除不能・進行再発大腸がんに有効な抗がん剤は、つい10年ほど前まで、5-FUという薬のみで、半年~1年の延命がやっとだったのだ。

しかし、今は抗がん剤と分子標的薬により、2年以上の延命効果が期待できるばかりか、再発しても治癒の希望が残されている。

C.ベバシズマブ(製品名アバスチン)と抗がん剤との併用療法の臨床試験が行われている

C.ベバシズマブ(製品名アバスチン)と抗がん剤との併用療法の臨床試験が行われている

現在、切除不能・再発進行大腸がんに対する世界標準の薬物療法は、既存のFOLFOX(3種類の抗がん剤を併用する薬物療法)に加えて、分子標的薬のベバシズマブ(製品名アバスチン・写真C)を投与する方法だ。