【がんワクチン】
臨床データを示せなければ「第2の丸山ワクチン」に

「第2の丸山ワクチンにしないでくださいね」

高度医療評価会議の委員の1人は一時期、がんペプチドワクチンの臨床研究を実施しているグループのメンバーに対し釘を刺したという。「がんペプチドワクチンは、臨床試験で有効性を示せず、薬事法で承認されないまま、巷のクリニックで高額な料金で処方されていることが問題。このままでは丸山ワクチンと同様に法の埒外になってしまう」。

現在、自由診療の名目で行われているがんワクチン療法は1回数万~十数万円が相場。保険は使えないので、総費用は軽く100万円を超える。また、万が一薬害が起こったとしても、薬事法の埒外であるため被害者救済制度を利用できない。