「当社の若きエースです」と広報に紹介された松井菜摘さんは入社5年目。昨春、企画部門から営業部へ異動し、大手の雑貨店や文具卸を担当する期待の星である。手帳における転機は入社2年目だった。

三菱鉛筆のトップセールス 松井菜摘氏●2011年入社。企画部門を経て、国内営業部広域流通グループで大手雑貨店、文具卸を担当する若きエース。

「マンスリーに書き込んだ予定を確認しながら、今日やるべきことを同じ手帳の1日の予定に落とし込んでいたんです。でも仕事量が一気に増えたら、優先順位がわからなくなって……。仕事を整理できずに困っていたとき、先輩から『もう少し長いスパンで予定を引いたほうがいいよ』とアドバイスをもらいました」