消費者や取引相手と共生的な価値をつくるにはどうすればよいか。筆者は、市場のプロセスをマネジメントする方法論を紹介する。

計画制御のマーケティング・マネジメント

2つのマネジメント・スタイルの可能性を明らかにする。

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第1のマネジメントは、マーケティング諸活動を統整するための計画および工程表の作成である。これは、マーケティング・マネジメントそのものだ。加えてもう1つ、市場のプロセスをマネジメントするスタイルがある。消費者ないしは取引相手との「相互行為の場のマネジメント」である。まず、両者の違いを図1にまとめておこう。

言われるところのマーケティング・マネジメントは、マーケティング諸活動を統一調整すべく計画を立て、それらが実行された後、計画と実行結果とのギャップをチェックし、必要であればその計画を改定し新たな計画を立てるという形のマネジメントである。つまり、PDC(プラン・ドゥ・チェック)のサイクルで制御するやり方(計画制御)だ。