不特定多数の顧客を相手にするとき、企業がとるべき戦略とは何か──。筆者は、ブランドを場とした「プロセス・マネジメント」が、そのカギを握ると説く。
「リセット型マネジメント」の非効率性
普通言われるところのマーケティング・マネジメントとは、マーケティング諸活動を統整する計画を立てることである。たとえば、マーケターが新商品の市場導入を図るとき、市場を細分した層に分け(セグメンテーション)、その中からターゲットを定め(ターゲッティング)、そして競合商品との差別化を図る(ポジショニング)という形で計画を立てる。それがいわゆるSTPと呼ばれるやり方だが、それを指針としてマーケティングの4つのP(製品/価格/販売促進/チャネル)の具体策が決まる。
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