正社員、非正規社員の格差を是正し、若者の早期離職を防ぐ術──。筆者は、正社員の働き方や人材マネジメントのあり方を再考すべきだと言う。

格差社会に繋がる「中核―周辺モデル」

「正社員―非正規社員格差」「ワークライフバランス」「3年(以下)で辞めてしまう新入社員」の3つの話題に共通するテーマは何なのだろうか。1つひとつ見てみよう。

まずは「格差」。今や“国民的関心事”になった格差論を、働くという視点で考えると、当然議論されなくてはならないのは、非正規雇用の問題である。いや「非正規」という言葉さえ使ってはいけないという主張もあるぐらいだ。それほどまでに多くの人が、パート、派遣、請負などの、非正規労働者の状況に敏感になっている。