(4)子どもっぽい。

ビジネスに似つかわしくない「ざっくり」という表現や、「そのミスは私のせいじゃない」「嫌いだからやりません」という感情むき出しの発言、話の途中で「そのあと……どうなったと思います?」などと問いかけてムダに盛り上げようとするのも、子どもじみています。

バカに見える話し方は、年齢・業界関係なく蔓延しています。しかし、ビジネスの際、バカに見えて得することは何一つありません。自分は大丈夫か、一度確認してみましょう。

▼あなたがバカに見える言動20

「~させていただきます」【例】ご提案させていただいた件でメールさせていただきます
「~は可能でしょうか」【例】月曜日の納品は可能でしょうか?
「ご相談」【例】ギャラの件はご相談ということで……月曜に別件でご相談のお時間いただけますか?
「ご理解いただければ」【例】~ということでご理解いただければと思います
「展開」
「着地」【例】あの仕事、展開させて着地させておいて
「なるほどですね」
「逆に」
「それでいうと」
「要するに」
「結論からいうと」
「ざっくり」【例】ざっくり説明しますと~
「よろしく!」【例】あとはよろしく!
「すいません」【例】すいません、私、五百田と申しますが~
「どうなったと思います?」【例】(クイズ形式で)そのとき先方が、なんて言ったと思います?
「ローンチ」(カタカナ用語)
「ソリューション」(カタカナ用語)
「先生」【例】◯◯先生
「私のせいじゃありません!」
「バブルのころは~」

作家・心理カウンセラー 五百田達成
出版社・広告会社勤務を経て、「コミュニケーション心理」をテーマに執筆や講演を行う。著書に『実はあなたもやっている!? ウザい話し方』『察しない男 説明しない女』など。
 
(構成=大高志帆)
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