100万部を超える大ベストセラー『知的生活の方法』で、読書の重要性を世に説いた著者。著者の存在がなければ、多くの国民は今ほどに本を読むことはなかったかもしれない。そんな著者が若かりし日々を振り返るとき、そこには必ず種々の本と、本に出合わせてくれた人々の存在があった。

渡部昇一(わたなべ・しょういち)
上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。

決して裕福ではなかった少年時代から、親に買い与えられた雑誌を読みふけった。大学生になると、実家はさらに困窮し、授業料を頼ることはできない。特待生にならなければ即退学の危機である。

(キッチンミノル=撮影)
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