「就活」の歴史とは時期論争の歴史
予想どおり、混乱してしまった。「就活(就職活動)」の長期化を是正するため、経団連は今年から選考開始を4カ月繰り下げ、「選考は8月から」という「指針」を出した。ところがその「指針」を破る企業が相次ぎ、実質的な就活は短くなるどころか、より長期化してしまった。
この「就活時期の繰り下げ」は安倍政権が2013年4月から447の経済団体に呼びかけて始まった[※1]。前年度までの就活は、事実上、大学3年生の12月から始まるため、大学生は勉強に専念できる時間が短くなっていた。就活のため海外留学を諦める学生が多いというのも理由だ。
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開始が遅れた2016年卒の「内定率」が急上昇中!
開始が遅れた2016年卒の「内定率」が急上昇中!
しかし、蓋をあけてみると、9月1日の時点で内定を持っている学生が78.1%(リクルートキャリア調べ)と、多くの企業がフライングを行っていることが明らかになった[※2]。
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