わざと客に反論させる高等テクニック
また、さらなるテクニックとして、契約前にはわざと相手に反論させるなどして、何かしらの膿を出させておく手もある。たいがい、その場のノリで商品などの契約をした人は、一人冷静になった時に衝動買いしたのではないかという不安に襲われることが多い。
その思いが高まれば、キャンセルという自体にもなりかねない。その思いに対する対策として、事前に不安や不満といった膿を出させておいて、それをやんわりと切り返しておけば、もし不安な気持ちに襲われても、その時の言葉が免疫となり、不安な思いを頭から排除できるようになる。
相手の批判・反論に対して、その思いを包みこんだような言葉で切り返すことは様々な局面で有用な方法なのである。