今年の入社式では「スマートで、目先が利いて几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」という言葉を紹介しました。シーマンシップを説いた言葉ですが、私たちの仕事も的確に表していると思い、20年以上、言い続けています。なかでも大切なのは「負けじ魂」です。
あるとき先輩が「所詮、俺たちは後ろ向きでは生きていけない人間の集まりなんだ」と話したことが印象に残っています。どんなに困難な局面でも、絶対に最後まで諦めない。逆風でも何とかして前に進む。これが野村のDNA。今こそ気の緩みがないよう、引き締めていきたいと思います。
野村ホールディングス グループCEO 永井浩二
1959年、東京都生まれ。中央大学杉並高等学校、中央大学法学部卒業。81年野村証券入社。95年豊橋支店長、99年事業法人一部次長、2003年取締役、07年常務、09年専務、11年副社長、12年4月社長。12年8月より野村ホールディングスの代表執行役 グループCEO。
1959年、東京都生まれ。中央大学杉並高等学校、中央大学法学部卒業。81年野村証券入社。95年豊橋支店長、99年事業法人一部次長、2003年取締役、07年常務、09年専務、11年副社長、12年4月社長。12年8月より野村ホールディングスの代表執行役 グループCEO。
座右の銘・好きな言葉:天網恢々(てんもうかいかい)疎にして漏らさず
座右の書・最近読んだ本:佐々淳行著『平時の指揮官 有事の指揮官』
尊敬する経営者・目標とする経営者:特定の人物をあげることはできません
私の健康法:サプリメント、週1回の整体
※この記事はPRESIDENT 2013年6月3日号からの転載です
(山下知志=構成 門間新弥=撮影)