海を渡る遠距離介護

父親は肺がんだと診断されると、地元・四国の病院ではなく、真波さんが住む本州側の有名な病院で治療を受けたいと言い張った。医師から「地元の病院のほうがいい」と説得されたが、引かなかった。

真波さんは片道1時間半かけて父親を送迎し、多い時は1回6時間の治療を週4日連続、3週間おきに受けさせた。

肺のCT画像
写真=iStock.com/Vadym Plysiuk
※写真はイメージです

この頃の母親はヘルパーの見守りがあれば1人で留守番することもできたが、父親が常に母親と一緒にいたがったため、母親も連れて治療に通っていた。