婚活でうまくいく人とそうでない人は何が違うのか。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんは「最も影響するのは、年収やスペックではなく、外見だ。これは容姿が整っているかどうかではなく、“当たり前の身だしなみ”ができているかどうかが問われている」という――。

「自分は清潔感がある」と思い込んでいる

男性は女性から選ばれる要素を「年収」「スペック」と思いがちです。

でも一番、人気に影響するのは「外見」です。これはイケメンかどうかという顔立ちの問題ではなく、清潔感の問題です。

にもかかわらず、自分では「清潔感がある」と思い込んでいる男性が多いのです。

婚活開始前後の男性から一番多いのが「私のスペックで需要ありますか?」という質問です。

関東在住・篤史さん(38歳)からも同じ質問をされました。ITエンジニアの篤史さんは年収1000万円超で大卒です。結婚相談所を利用して婚活を始めたのですが、お見合いまでたどり着いても断られることが続いていました。決して若い女性にばかり申し込みしているわけではなく、3歳差以内がほとんどです。

篤史さんの場合も課題は「外見」でした。髪は整髪料をつけていないため、毛先があちこちに広がりボサボサ気味で、眉毛も手付かず。ヒトコトで言えば清潔感がないのです。

外見に無頓着な男性は、装飾が多い服や色数が多いコーディネイトを「おしゃれ」と思う傾向がある
筆者撮影
外見に無頓着な男性は、装飾が多い服や色数が多いコーディネイトを「おしゃれ」と思う傾向がある

「価値観の不一致」の真意

外見の課題を伝えても、篤史さんはピンときません。毎日シャワーを浴びて、洗濯した服を着ているといいます。職場で「清潔感がない」と言われたことはないそうです。

お見合いのお断り理由の多くは、「フィーリング不一致」という漠然としたものでした。

じつは「フィーリング不一致」は見た目や臭いを理由に断る場合の定型文です。結婚相談所を利用していたとしても外見の指摘は会員を傷つけ、婚活意欲を削ぐ原因になりやすいため、オブラートに包んで伝えられることがあるのです。もちろん、断る側が気を遣って「価値観の不一致」と伝えるケースもあります。

近年メンズコスメ、メンズスキンケアが普及しつつありますが、身だしなみレベルが低く、化粧水・乳液すら使っていない男性が「普通」になるための情報はまだまだ乏しいのが実情です。

今回は婚活パーティーポータルサイト「オミカレ」に協力してもらい、ハイスペックでも女性から避けられる男性の特徴を再現することにしました。

モデルを引き受けてくださったのは、同社の社員の方です。