「内容はいいのになぜか相手に伝わらない、企画が通らない」。ちょっと待って! その思い込みを捨てることから始めよう。「いいものと通るものは違う」と断言し、通すコツを教えるのは「本屋大賞」の仕掛け人・博報堂ケトル代表の嶋 浩一郎氏だ。
相手の心を掴み、イエスと言わせたいなら言葉一つにも注意を払うべきだ。
やってはいけないのが、独りよがりの言葉を羅列すること。内容に自信があるときほど陥りがちだが、ここで重要なのは相手に合わせた言葉選び。年齢、役職はもちろん、提案に対する立ち位置も見極めたい。どんどん新しいことを取り入れたいと思っている人もいれば、現状維持で十分と考える人もいる。後者の人に対して斬新な言葉をちりばめた提案書を見せても、通らないのは当然だろう。
かつて僕は「少年マガジン・少年サンデー50周年キャンペーン」に関わったことがある。二大週刊少年漫画雑誌が、同じ年に創刊50周年を迎えるということで初めてコラボしたこの企画。どのくらいインパクトがあるものなのか、関係者やメディアの人々にプレゼンをする機会があった。そのとき、聞き手に年配の男性が多いことに着目し、こう切り出した。「巨人と阪神がドリームチームをつくるような企画です」。
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