猪木に告訴され零下12度の鉱山へ
さらに翌年1月8日、新間は頭から冷水を浴びせられる。猪木が豊登と新間父子を業務上背任横領容疑で告訴したのだ。父親まで巻き込んで金策に奔走した自分が、なぜ横領で告訴されなければならないのか。新間は猪木を虚偽告訴等罪で告訴する。
このトラブルは、新間父子が不起訴になったことで猪木が謝罪、落着するのだが、新間は父親に勘当されてしまう。責任を取る証として妻を残し、栃木県日光・小来川の山深い銅山で働く。
町まで歩いて8キロメートル。小屋に寝泊まりし、真冬は零下12度という極寒の地だった。勘当が解けるまで4年間、歯を食いしばって働き、自宅にもどるとパン店を開業する。黙々とパンをスライスし、薄利の仕事に精を出す。
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