資料の質を一段上に引き上げるスケジュール

ところが、一晩寝かせると夜のうちに頭をリセットすることができます。

黒田昭彦『15分スケジュール すぐに成果を出す人の時間術』(明日香出版社)
黒田昭彦『15分スケジュール すぐに成果を出す人の時間術』(明日香出版社)

翌朝フレッシュな状態で資料を見返すと、ミスや改善点に気づくことができます。「この表現、まわりくどいな」「この図は必要だろうか?」「このページ、読み手には伝わりづらいかもしれない」そうした確認が、資料の質を一段上に引き上げてくれるのです。

実際、広告代理店やコンサルティング会社など、企画書を日常的に扱うプロの現場では、この「一晩寝かせる」は基本テクニックとして定着しています。

プロは提出の1~2日前には資料を仕上げてフレッシュな頭でチェックして修正ができるように、あらかじめスケジュールを組んでいるのです。それは、一晩寝かせることで、完成度を引き上げられることを経験的に知っているからです。

たった一日、数時間の差ですが、その時間があるかどうかで「OKな資料」と「やり直しの資料」の差が生まれます。短時間で質の高い仕事が求められるビジネスの場では、こうした見えない準備が成果に影響を及ぼします。

急ぎの仕事が多い時こそ、あえて余白の時間を作る。一晩寝かせて、翌朝の自分に振り返りの時間を設ける。この一拍おく習慣が、一発OKになる資料作成の確率をぐんと高めてくれます。

資料作成は、一晩寝かせて確認する!
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