仕事のスケジュールを組むうえで大切なことは何か。営業コンサルタントの黒田昭彦さんは「短い時間で区切ってタスクをこなす時間術で自分を追い込みすぎて休憩時間と余白時間を設けないのはかえって非効率だ。予定通りにいかなかった場合に軌道修正する時間をあらかじめ設けるといい」という――。

※本稿は、黒田昭彦『15分スケジュール すぐに成果を出す人の時間術』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。

タスクをブロックする時間でスケジュールを保持している女性
写真=iStock.com/Olga PS
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余白の時間を1日4マスは入れる

1日の予定を組む時には、必ず休憩時間と余白時間を入れるようにしてください。

なかには、タスクとタスクがずっと連続して、息つく暇もない細かく詰まったスケジュールを立てる方がいます。

まじめな方ほどそうなるのですが、予定には一定の余白や休憩が必要になります。

15分スケジュールを導入した、ある商社のチームリーダーの方に「15分スケジュール、いいですね。でも、もっとやれ! もっとやれ! と15分スケジュールにムチ打たれて追い込まれるんです」と言われたのですが、これはやり過ぎです。

あまりにも自分を追い込みすぎると、どこかで無理がたたって倒れてしまいます。

休憩は必ず必要ですし、常に予定通りにスケジュールが進むわけではありません。

一定の割合で余白時間を設けて、予定通りにいかなかった場合に軌道修正する時間は必要になってきます。

最低でも1日のスケジュールで4マス、できれば2時間おきに30分の余白があれば理想的です。なぜ、15分ではなく30分なのかというと、15分ではちょっとした連絡や雑務くらいしかすることはできないのですが、30分であればできる仕事の範囲が大きく広がるからです。

また、予定通りにいかなかった場合にリカバリーできる余白時間があると心に余裕を持てます。予定通りにいかず、時間が足りないとプレッシャーを感じながら業務をしていると、思わぬミスを招く原因にもなります。

仕事における休憩はサボりではありません。パフォーマンスの維持にとって非常に重要な要素なのです。