自分の潜在能力を存分に発揮して管理職の道へ!
リーダーになりたいのなら、立派な肩書や役員室を与えられるのを待っていてはいけない。そのようなポジションに昇進するずっと前から、リーダーのように行動し、考え、自己表現することはできる。リーダーのポジションからはまだ何段階も下にいて、ほかの人がすべてを取り仕切っているときでも、自分の潜在能力を発揮して、自分の望むポジションへの道を切り開く方法はたくさんあるのだ。
「リーダーになるのが何年先だろうと、自分がキャリアのどの段階にいようと、リーダーになる準備を始めるのは決して愚かなことではない」と、『Own the Room: Discover Your Signature Voice to Master Your Leadership Presence』の共著者、ミュリエル・マイグナン・ウィルキンスは言う。ジェネシス・アドバイザーズの会長で、『The First 90 Days』と『Your Next Move』の著者としても知られるマイケル・ワトキンスも同じ考えだ。成長プランを立てることは、必要なスキルとリーダーとしての存在感を身につけるのに役立つだけでなく、リーダーのポジションに昇進するチャンスも高めてくれる。周囲の人々からすでにリーダーとして認められているからだ。
重要なのは、自分の在職期間やポジションに関係なく、今すぐチャンスに挑戦することだ。
「肩書が何だろうと、リーダーシップはいつでも発揮できる」と、『Own the Room』の共著者、エイミー・ジェン・スーは言う。リーダーになる下地づくりをどのように始めればよいかを紹介しよう。