アルティメットのU19日本代表に選ばれた

味方からのパスがつながり、最後のスローが弧を描いて、相手のエンドゾーンへと飛んでいきます。ここで私がキャッチをすれば得点。逆に、相手にインターセプトされれば攻守交代です。風を読み、フライングディスクの軌道を先回りして駆け込む。激しい競り合いの中、ジャンプ一番、ディスクを摑み取りました。タッチダウン!

アルティメットは、サッカーコートよりやや小さなプレイングフィールドで行う、7対7の競技です。試合によってはディスクを追って90分という長い時間を走り続けて、勝敗が決まります。走力、持久力、判断力、技術、戦術などあらゆる能力が求められる、まさに「究極」のスポーツです。私は中学からこの競技に取り組み、高校2年生でU19の日本代表選手になりました。

(構成=渡辺一朗 撮影=宇佐美雅浩)
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