自分だけで解決できない迷いや悩みが生じたとき、お金を払ってまで話を聞いてもらい相談をしたくなるのが占い師だ。相手が話したくてたまらなくなる「聞く姿勢」について聞いた。
イラストレーション=おかやまたかとし

悩みの種の「1on1」「聞く」のは非常に難しい

昔から「課題」を解決するのが好きでした。ただ、かつての私は何事も筋道立てて、理屈的に考えるタイプ。論理だけではどうにもならず、悩みが続く時期に出会ったのが「占い」でした。正直、最初は半信半疑。でも、占いというツールを使うことで、想像が及ばなかった意外な視点や選択肢が浮かんでくることに気づいたのです。

次第に周囲のビジネスパーソンからも、仕事や人生の相談を受けるようになりました。能力の高い方は、基本的なリサーチや分析はすでに実行済みですが、それでも最後の一歩の決め手が欲しいもの。そんなときに占うと、「背中を押してもらえた」「より創造的な選択肢が見えてきた」と喜んでいただけました。