辞書を使わずに、やさしい英語の絵本を大量に読むことで、誰でも英語力が伸びるという。そんな「英語多読」の実践法を、SSS英語多読研究会理事長の古川昭夫氏に聞いた。
lesson1 7〜8割の理解でOK 大量の英文に触れよう
中高で触れる英語はわずか文庫本1冊程度
英語の学習にこれまで何度も挑戦してきたけれど、思うように身につかなかったという方は多いはずです。うまくいかなかったのは、学び方が「実用の力」を伸ばす方向とずれていただけです。やり方を少し変えれば、あなたの英語力は着実に伸びていきます。
私たちは学校で、英文を日本語に訳しながら読む「訳読」を中心に学んできました。わからない単語は辞書で調べ、文法を確認し、日本語として自然な表現になるように整える。こうした訓練は入試や定期試験で得点するには有効ですが、そこで身につくのは「英語を日本語に置き換える力」であって、「英語を英語として理解する力」とは性質が異なります。授業では、どうしても立ち止まる回数が増え、英語に触れる総量は伸びにくくなります。その結果、中学・高校の6年間で授業と教科書を通じて触れる英語の量は、10万語程度にとどまります。日本語でも、文庫本を1冊読んだだけで国語力が備わるわけではありません。
実際のコミュニケーションでは、日本語に訳している余裕はありません。相手の言葉を受け取り、流れの中で理解する力が求められます。英語を英語のまま処理できるようになること。私はこれを、脳内に新たに「英語の回路」をつくることだと考えています。
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