「書いてある文字」も翻訳できる

海外旅行や出張で、お店の看板や標識に書かれている言葉がわからず困ることがあります。検索しようにも知らない文字は入力できません。

そんなときにも、Google翻訳アプリが便利です。元の言語と翻訳する言語を指定すれば、カメラ上で翻訳してくれます。海外で電車に乗るとき、お店で商品を買うとき、レストランのメニューを見るときなど、さまざまな場所で役に立ちます。手書きの文字でもある程度は対応できるようです。

さらに、アプリで翻訳した内容をテキスト化することもできます。もちろんコピーして保存したり、編集したりすることも可能です。

以前、中国人の友人がFacebookで中国語の書かれた画像の載った投稿をしていたのですが、私には読むことができませんでした。そこでその投稿をスクリーンショットで撮り、Google翻訳を使って読むことができました。また、中国のメディアへ広告出稿しているある担当者は、中国語のインターフェースが読めないため、Google翻訳アプリを使って管理画面へのログインや広告の管理などをしているそうです。

ただし、中国などの一部の国ではGoogleへのアクセスを制限していることがあります。その場合はVPNサービスという、その国ではなく海外のアクセスポイントから接続できるサービスを利用する必要があります。

写真=iStock.com/winhorse
※写真はイメージです

翻訳ツールを使えば英語翻訳も簡単

英文を作成する時にも、翻訳ツールは便利です。

最近の翻訳ツールは、文法のミスやスペルミスを指摘してくれる機能が充実してきました。ただ、やはり細かいところまでは行き届きません。

英文のクオリティを上げるなら「Grammarly※3」というサービス(無料)がお勧めです。このサービスを使うと、英文の間違った部分に赤い下線を引いて、正しい言い回しを教えてくれます(たまにおかしな指摘もありますが)。

※3:Grammarly(https://www.grammarly.com/