仕事が“順調そう”でも心が死んでいたワケ

【東出】スキャンダル(2020年)で山に逃げてきたのではなくて、以前から東京での生活に息苦しさを感じていました。街を少し歩いても「監視カメラ作動中」「ボール遊び禁止」などと、口うるさい文字の看板にあふれています。仕事は“順調そう”と周りから思われても、自身の中で課題は尽きないし、承認欲求にも際限はありません。よく眠れなくて、起きてもやる気が出なかった。山に来て自然の中にいると、深く呼吸ができます。それで以前から時々、山には来ていたんです。

【服部】スマホをガラケーに変えたじゃん。あれもスキャンダルの前だよな。