岐阜県高山市で200年続く老舗酒造店が、16年前に廃校となった小学校の体育館にウイスキー蒸留所を作った。日本酒をつくる酒蔵が、なぜ経験のないウイスキー造りをはじめたのか。中小企業診断士の伊藤伸幸さんが、舩坂酒造店の有巣弘城社長に取材した――。
ウイスキー蒸留所に生まれ変わった小学校
岐阜県高山市の高根地区と呼ばれる山間の過疎地に、16年前に廃校になった小学校の校舎がある。この場所はいま、ウイスキーの蒸留所に生まれ変わっている。
かつての体育館に蒸留設備がある。真新しい2基のポットスチル(蒸留器)が、ステージに構えている姿はまさに圧巻だ。
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