サイクルを作るツールとしての瞑想

ボブ・ロス著、大嶋祥誉監訳『世界のセレブが夢中になる 究極の瞑想』(かんき出版)

【大嶋】まさに、ビートルズのメンバーも超越瞑想を実践していたことで有名で、「Let it be」という曲もこの瞑想に影響を受けて作られたということも知られていますよね。伊藤さんも非常にマインドフルネスな状態になっていることを感じます。焦りを感じませんし、バランス感覚が増したような。

【伊藤】確かに、焦りはまったくないですね。バランス感覚というのもそうで、全体的にパワーアップしてる感じではなく、パワーを上手に配分できているというか。最大を出すときのために最小のときはアイドリングさせているような感覚です。

人生において大切なのは、やるべきことを「選択する」ことと「続ける」ことかと思います。前述のように「自分にとってこれが必要だ」という自分の“志”に基づいて「選択する」。ずっと「続ける」という部分は、それがうまく回るサイクルを作る。そのサイクルを作るツールとして僕にとって瞑想が最適なんです。これからもずっと続けていきたい習慣です。

関連記事
稼ぐ起業家はどこでビジネスの種を見つけるか
医者が勧める、受けたストレスの発散法8つ
「既読スルーで返事しない」ほど痛い人はいない
なぜ願いを100個書くと自己肯定感が高まるか
あおり運転をする人の卑屈な日常