ビジネスにおいてもふだんの人間関係においても、自分が持つ「自信」を有効活用していけば、もっと人生が充実し、仕事でも成果が出せるようになります。そこで必要なのは、正しく現状認識をし、自分のなかにある肯定的な側面を見出すことです。もっと自信を身につけるために、「自己信頼感」を高めるための具体的なメソッドを紹介します。
SWOT分析で自分自身を知る
自分に自信が持てるようになるためには、まず自分の「強み」と「弱み」、また外部環境の変化などについて、正しく「現状認識」することからはじめます。特に、自分の強みは、周囲へのアピールポイントになると同時に、自分を頼りにするうえでの軸になりますから、これを認識できていると確固たる自信へとつながります。
逆に、自分の弱みがわかると、その部分に対して備えることもできます。例えば、論理的思考がいまいち苦手な人なら、得意先で話したり、人前でプレゼンテーションをしたりするときには、必ず話すためのメモや資料を事前に用意したり、得意な人の力を借りたりするなど、綿密な準備をして臨むようになるはずです。
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(構成=岩川悟、辻本圭介 図版作成=木村友彦 撮影=川しまゆうこ)

