立食式のパーティで見知らぬ紳士と一緒になった。テーブルにあったワインの瓶を持ち上げ、にっこりと一言。
「こっちのワインがうまいですよ」
三木卓氏は、こうやって話のきっかけをつくるという。あるいは、

「今日はあそこに美人が来ていますね」
ビールを注いでもらいながら、会場の奥を見やったりする。
名刺を交換したら、相手の姓名を確かめて、
「おや、この名字は鹿児島ですね」
谷元、枝元など「もと」を元と書く姓は鹿児島など南九州に多いという。そのことをきっかけに、ふるさと談議に入れるのだ。
「もし違っていても、そうやって会話ができれば話がほぐれていきますね。もちろん、相手に付き合ってくれる気持ちがなければそれまでですが」
問題はそこである。三木氏の表現を借りれば、「会話は一種の共同作業」。相手しだいで弾むこともあれば、沈むこともある。こう考えたらどうだろう。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告最小化で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
(的野弘路、山口典利=撮影)
検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます

