「僕はおやじギャグ、大賛成。大いに飛ばしてほしい。しかも下手であるほうがいいんです。みんなに『あれさえ言わなけりゃ、いい男なんだけどな』と言われるのが大事だと思います。たとえば大砲の弾がどかどか飛んできて、全員が頭を低くしているときに、誰かがぼそっとくだらないことを言う。そうすると、みんな元気が出ると思うんです」 

三木卓氏が力説する。では、その「くだらないこと」に、どう反応するか。

「なるたけ笑うといいですね。背中を叩いて、『バカ野郎!』と言ってもいい」

セクハラやパワハラに相当する「笑えない冗談」が飛び出したときは、

「言いすぎだよ、もうちょっと勉強しろ」

と助け舟を出してもいい。

三木氏の伯父さんはダジャレの達人だったという。こんな“作品”を残した。

「俺はまっすぐ死ねねえ」
 「どういうことですか?」
 「歪(いが)んで(胃癌で)死ぬ」

ちなみにこの伯父さん、「20年くらいしてから87歳で死にました。胃癌じゃなく脳梗塞です」(三木氏)。

ココイチ創業者の宗次氏にも聞いてみた。他人が明らかにつまらないギャグを言ったとき、どうするか。

「笑います。たいていはそれなりにおもしろいですよ。レベルの差はありますが、ムッとするようなことは絶対にないですからね」