日本人の働き方が変わってきた

富士ゼロックス社長 
山本忠人氏

技術者から「チューさん」の愛称で呼ばれるのが、富士ゼロックスの山本忠人社長。今後の事業戦略を聞いた。

――郵便物配送や電子メール配信などを請け負う豪州のサービス会社を昨秋、約307億円で買収した。狙いは。

富士フイルムホールディングスが、豪州のビジネスサービス最大手サルマット社から、ビジネスプロセスアウトソーシング事業を行う子会社を買収した。電気、ガス、水道、通信会社を顧客としエンドユーザーへの請求書や明細書の出力・配送などを請け負っている。

魅力を感じたのは、シェアが高く例えば銀行でも大手行をみな顧客に持っている点。次に請求書や納品書のデータ処理、管理におけるノウハウを有し、最近では電子請求を導入している点。当社にはない技術がある上、彼らは英語でサービスをしている。当社が事業展開しているシンガポールや香港は英語圏であり、すぐにでも新規にサービスを立ち上げられる。