毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サービス「flier（フライヤー）」で、11月にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サービスの編集部が紹介する――。
夜中の目覚まし時計
写真＝iStock.com／BrianAJackson
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第1位：『一緒にいると楽しい人、疲れる人』（有川真由美著、PHP研究所）
第2位：『「好き」を言語化する技術』（三宅香帆著、ディスカヴァー・トゥエンティワン）
第3位：『今さら聞けない　睡眠の超基本』［柳沢正史（監修）、朝日新聞出版］
第4位：『言葉にする習慣』（さわらぎ寛子著、明日香出版社）
第5位：『対人心理学BEST100』（内藤誼人著、総合法令出版）
第6位：『仕組み化がすべて』（岩田圭弘著、SBクリエイティブ）
第7位：『新版　今日が人生最後の日だと思って生きなさい』（小澤竹俊著、アスコム）
第8位：『改訂新版 自分を変える習慣力』（三浦将著、クロスメディア・パブリッシング）
第9位：『Z世代の社員マネジメント』（小栗隆志著、日本経済新聞出版）
第10位：『「内向的な人」の幸福戦略』（精神科医Tomy著、朝日新聞出版）
第11位：『センスいい人がしている80のこと』（有川真由美著、扶桑社）
第12位：『中高年リスキリング』（後藤宗明著、朝日新聞出版）
第13位：『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』（岩本武範著、サンマーク出版）
第14位：『ChatGPTを使い尽くす！ 深津式プロンプト読本』（深津貴之／岩元直久著、日経BP）
第15位：『ビジネス心理学大全』（榎本博明著、日本経済新聞出版）
第16位：『THE CULTURE PLAYBOOK 最強チームをつくる方法　実践編』（ダニエル・コイル著、桜田直美訳、かんき出版）
第17位：『必読ベストセラーを超要約！　ビジネス書大全』（本の要約サービスflier編集部著、新潮社）
第18位：『幸せになりたければねこと暮らしなさい』［樺木宏著、かばきみなこ（監修）、三笠書房］
第19位：『AIビジネスチャンス』［荻野調／小泉信也／久保田隆至／大塚貴行著、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社（監修）、インプレス］
第20位：『後悔しない時間の使い方』（ティボ・ムリス著、弓場隆訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン）

※本の要約サービス「flier」の有料会員を対象にした、2024年11月の閲覧数ランキング

「一緒にいると楽しい人」は最強

今月の第1位は『一緒にいると楽しい人、疲れる人』でした。

有川真由美『一緒にいると楽しい人、疲れる人』（PHP研究所）
有川真由美『一緒にいると楽しい人、疲れる人』（PHP研究所）

あなたの友人や同僚の顔を思い浮かべてみてください。一緒にいると心が弾み、笑顔が自然とこぼれる人もいれば、ぐったり疲れ、別れた後にため息をついてしまうような人もいるのではないでしょうか。

本書は、作家・写真家として活躍する有川真由美さんが、「一緒にいて楽しい人」と「疲れる人」の思考と行動を解き明かすとともに、「一緒にいて楽しい人」になれる方法を教えてくれる一冊です。

有川さんによると、「一緒にいて楽しい人」になるコツは、相手に上手にしゃべらせること。相手にしゃべらせるためには、次の3つを意識しましょう。

（1）相手の話を聞きながら感情をオーバーなくらいに表現すること
（2）自分に話題が回ってきたら、少し話した後、できるだけ早く相手に戻すこと
（3）好きなこと、得意なこと、成功したことなど、「話したいけど自分からは言い出しにくい話題」をさりげなく振ること

有川さんは「“一緒にいると楽しい人”は、大げさなようですが、最強。仕事でも遊びでも、恋愛や家庭でもチャンスや幸福を手にします」と断言しています。チャンスや幸福を手にしたいなら、ぜひ本書を読んでみてください。