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ロボット産業の未来予測
ロボット産業の未来予測
アベノミクスの成長戦略を担う技術にロボットがある。少子高齢化に伴う労働力の代替や現場の作業負荷の軽減といった役割のほか、製品・サービスの質と生産性をさらに向上させると期待されている。具体的には、製造分野だけでなく、医療・介護、清掃、移動支援などのサービス分野への普及である。
現在の市場規模は約1兆円で、その8割程度を占めるのが産業用ロボットだ。三菱総合研究所の三治(さんじ)信一朗研究員は「この分野は出荷・稼働台数では世界一。従来は単品売りビジネスで稼いだ。今後も設計からオペレーションまでを一気通貫で請け負うシステムインテグレーションと呼ばれる世界的なニーズを取り込んでいければ、さらなる拡大が可能で、2035年には2.7兆円が見込まれる」と語る。
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