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ガソリンと円の推移

アベノミクスに国民の関心が集まる中、3月8日の衆院予算委員会では「歴史上始まって以来」(麻生太郎副総理)という、政府と共産党が足並みを揃える場面があった。共産党の笠井亮氏が国民の所得・賃上げが早急に必要と訴えたのに対し、安倍晋三首相が同調したのだ。

株高・円安を進めるアベノミクスであるが、消費者にとって手放しで喜べるものではない。「円が急落するとエネルギー燃料の価格がダイレクトに上がり家計負担が増します。その一方で、多くの企業で給料がすぐに上がることはありません」と野村証券エコノミスト尾畑秀一氏は話す。

(ライヴ・アート=図版作成)
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