12月のある平日の昼間、JR舞浜駅の構内はこれからディズニーランドへ行く老若男女で大賑わいだった。リーマンショックや東日本大震災が続き、日本の景気が相変わらず低迷するなか、東京ディズニーリゾートを経営するオリエンタルランド(OLC)は、2012年度の予想経常利益が過去最高になる見通しだ。

「当社だけでなく、USJなど、レジャー業界全体で業績は好調に推移しました。スカイツリーの完成なども相まって、震災後の自粛ムードも落ち着ついてきた今、お客様がお出かけになるよいきっかけができたのだと思います。また、当社でも12年7月にできた新しいアトラクションが、お客様のニーズにうまく応えられました」と、同社広報部長・宮内良一氏は話す。

(ライヴ・アート=図版作成)
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