セレンディピティを獲得した「後」の行動で差をつける

5%セールスの75%は、運で獲得した大型案件があると言っていたと先ほどお話ししました。しかし、実はトップ5%よりもトップ20%セールスのほうがラッキーパンチの比率はむしろ高かったのです。

調査したところ、5%セールスと20%セールスの違いは、ラッキーな案件を獲得した「後」の行動にありました。

越川慎司『AI分析でわかった トップ5%セールスの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
越川慎司『AI分析でわかった トップ5%セールスの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

5%セールスは、ラッキーな案件を獲得したら、その幸運がどうやってもたらされて、再び幸運を獲得するにはどのような行動をすべきかを考えていたのです。

たとえば、製造業でラッキーな案件を獲得した5%セールスは、同じ製造業の他の潜在顧客にも提案するという新たな試みをしていました。

5%セールスは、再現性が高い「勝ち筋」を見つけることに注力しています。ラッキーな案件にも「勝ち筋」があると信じ、小さな行動実験をしていたのです。5%セールスの人たちは、成功をイメージしながら行動量を増やすことでセレンディピティを獲得していました。

そして獲得した後も、ただのラッキーパンチに終わらせることなく、再現性を高めるための行動実験を行っていたことが分かったのです。

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