※本稿は、『プレジデントFamily2022年秋号』の一部を再編集したものです。
Q 子供が「調子に乗った」ときはどう言いましたか
●佐藤家
調子に乗ることはあまりなかったですね。
●河村家
自分が頑張ったときは、調子に乗ってもいいんじゃないですか。私も調子に乗るほうなので(笑)。次男はよく「自分は天才だ!」と言っていましたが、「そう思っているのね」と流していました。
賞を取ったとき、取れなかった人もいるのだから、自慢しちゃダメ、という親もいると思いますが、努力の結果の賞なのだから、素直に喜んでいいと思います。もちろん、「おまえはダメだな」など、人を蔑むような言動をしたときは、それは違うよ、と伝えました。
●たかせ家
漢字検定で表彰されたとき、公文で学年をかなり先取りしていたときなど、調子に乗っているな、と感じたことはあります。「僕、やったよ」とか「僕、すごいよね」とか。家の中で大いに喜ぶのはいいけれど、外でそれをすると自慢になっちゃうよ、と伝えました。頑張っても伸び悩んでいる子もいるはず。その子の気持ちも考えてねと。
スイミングの進級テストで、次男が長男を抜かした時期があるんです。そのときもかなり得意げでした。それは家の中でのことではあったけれど、お兄ちゃんの気持ちを想像してみて、と言いましたね。
頑張った結果なので、嬉しい気持ちもわかるし、子供だから自慢もしたくなると思うのだけれど、それを聞いたり見たりして、嫌な思いをする人がいるかもしれない。そういうことを伝えました。
12月9日(金)19~21時
【プレジデントFamily 中学受験大百科2022発売記念セミナー第3弾】本番直前!
[佐藤亮子さん×VAMOS 富永雄輔さん]受験を成功させる親ワザ&冬の正しい勉強法
小学生の保護者必見! 特別特典付き!
『プレジデントムック中学受験大百科2022』の発売記念イベントとして、中学受験生家庭を応援するオンラインセミナーを開催します。
1部「最後に合否を分ける! 直前にやってほしい学習」
2部「今から本番中まで役立つ 合格に導く親の最強のサポート術」
3部「子供が力を出し切るために 親ができること」
▶申し込みはコチラ
スマホでもパソコンでも視聴可。アーカイブ配信あり
「中学受験部」会員の方は“無料”でご視聴いただけます
今、入会いただくとプロモーションコードをお知らせします