毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか。読書家が集まる本の要約サイト「flier(フライヤー)」で、10月にアクセス数の多かったベスト20冊を、同サイトの編集部が紹介する――。
封筒に入った一万円札を数える手
写真=iStock.com/high-number
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10月にアクセス数の多かったベスト20冊

第1位:『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(今井孝著、幻冬舎)
第2位:『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』(岩井俊憲著、新星出版社)
第3位:『今さら聞けない仕事の超基本』(石川和男監修、宮本ゆみ子著、朝日新聞出版)
第4位:『脳の名医が教える すごい自己肯定感』(加藤俊徳著、クロスメディア・パブリッシング)
第5位:『気にしない習慣』(内藤誼人著、明日香出版社)
第6位:『BATNA』(齋藤孝/射手矢好雄著、プレジデント社)
第7位:『「頑張る」をやめてみる』(根本裕幸著、リベラル社)
第8位:『未来のお金の稼ぎ方』(児玉隆洋著、幻冬舎)
第9位:『歴史思考』(深井龍之介著、ダイヤモンド社)
第10位:『聞く技術 聞いてもらう技術』(東畑開人著、筑摩書房)
第11位:『話し合いの作法』(中原淳著、PHP研究所)
第12位:『一生役立つ独学戦略』(林輝幸著、三笠書房)
第13位:『2030年 会社員の未来』(市川祐子著、日経BP)
第14位:『共働きのすごい対話術』(あつたゆか著、クロスメディア・パブリッシング)
第15位:『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』(和田裕美著、佐藤尚之(さとなお)アドバイザー、かんき出版)
第16位:『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』(時田ひさ子著、あさ出版)
第17位:『ウクライナ戦争は世界をどう変えたか』(豊島晋作著、KADOKAWA)
第18位:『絶対悲観主義』(楠木建著、講談社)
第19位:『心理的安全性をつくる言葉55』(原田将嗣著、石井遼介監修、飛鳥新社)
第20位:『わが息子よ、君はどう生きるか』(フィリップ・チェスターフィールド著、竹内均訳・解説、三笠書房)

※本の要約サイト「flier」の有料会員を対象にした、2022年10月の閲覧数ランキング

普通のSEが年商1000万円に変身できた理由

今月の第1位は『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』でした。

今井孝『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(幻冬舎)
今井孝『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(幻冬舎)

お金を稼げる人になりたいけど、特別な才能やスキルがないから無理だ――。そう思っている人が本書を読めば、その思い込みはたちまち覆されるでしょう。

著者の今井孝さんによると、お金を生み出せる人とそうでない人の違いは「才能やスキルの有無」ではなく「お金を受け取れるかどうか」。

本書に登場するUさんの例を紹介しましょう。Uさんは普通のSEでしたが、副業を始めると、月に100万円稼げるように。今はフリーでITサポートをし、年商1000万円ほどを稼ぎ出しています。副業を始める前後で、手持ちのスキルを磨いたり別の分野を勉強したりしたわけではありません。ただ、ほんの少し考え方を変えただけなのです。

今井さんは「自分の価値に気づき、自分自身のことをもっと好きになると、不本意な仕事に甘んじることなく、自らの力で豊かさを生み出せるようになります」と語ります。自分の好きなことで稼げるようになりたいなら、今すぐ本書を読んでみましょう!