期待どおりに昇進できないというケースは誰にとってもどこの会社でも非常によくあるものだ。その経験を逆にバネにして、這い上がる方法を伝授しよう。

悲惨な経験でなく単に「落胆した」と位置づけよ

昇進を見送られたら、誰だって落胆するし、自尊心が傷つくことさえある。そのポジションを約束されていた場合であれ、単に自分で昇進資格があると思っていただけであれ、合格点に達しなかったと聞かされるのはつらいものだ。だが、それはしょっちゅう起きることであり、経済情勢が厳しいときは、企業は昇進や昇給を控えるため、さらにひんぱんに起きるだろう。

だが、希望はある。自分の信用や自尊心は無傷のままでその経験を乗り切り、その経験を生かしてよりよい社員になることも可能なのだ。昇進がかなわなかったと聞かされても、落胆のために自分のパフォーマンスやキャリアに悪影響が出るようなことがあってはならない。