入社初日:あっという間に職場に溶け込める自己紹介
「話しかけやすくなる」ネタを提供
皆さん、新しい職場に入るとき、どのように自己紹介をしようと考えているでしょうか。
「はじめまして、○○と申します。先月まで△△社の××部門で□□業務を担当していました。こちらでも□□を担当させていただきます。どうぞよろしくお願いします」
これだけで終えてしまうと、既存メンバーはあなたがどういう人物なのかがわかりません。業務に関する最低限の会話はしても、それ以上の「雑談」が生まれにくい。「距離を置かれたまま、遠巻きにそれとなく観察される」という、居心地が悪い空気になってしまうこともあります。
そこで、自己紹介の場では、雑談のネタになるような自分のプロフィールを伝えてください。例えば……
・家族構成・ペット・趣味・特技・休日の過ごし方・今、はまっているもの(ドラマ・スポーツ・グルメ・レジャーなど)・知識や情報を持っている趣味のジャンル・出身地・出身校・学生時代の部活――など。
それぞれ一言ずつでも構いませんので、なるべく多くの「私はこんな人」ネタを発信しましょう。そうすれば、メンバーたちは自分との共通点・共感ポイントを見つけて、あなたに話しかけやすくなります。
「私も○○県に住んでいたことがある」「あのドラマ、僕も見てます」「お子さん、うちの子と同じ年齢!」「スイーツのお店にくわしいの? おすすめを教えて」といった会話が生まれます。
こうした「共通点」「共感」から雑談が始まると、一気に打ち解けられます。すると、わからないことがあっても気軽に尋ねやすくなり、仕事や組織のルールを早く覚えられるでしょう。