老化予防や健康維持に欠かせない食習慣は何か。医師の牧田善二さんは「急激にドカンと血糖値を上げて老化を招く『液体の糖質』は遠ざけたほうがいい。なかでも不自然な甘味成分が入っているものは口にしてはいけない」という――。
※本稿は、牧田善二『腎臓 人工透析にさせない最強の医療・食べ方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。
炭水化物をたくさん食べると老化が進む理由
私たちの体中に炎症を引き起こす老化促進物質AGE(終末糖化産物)が「体内でつくりだされてしまう」理由は、血液中に余っているブドウ糖が、体中のタンパク質と結びつくことで産生されるというものです。
ということは、ブドウ糖が血液中に溢れかえるような、すなわち血糖値を上げてしまうような食事をしないことが一番です。
その基本は、糖質の摂取量を減らすこと。糖質とは、砂糖やスイーツなどの甘いものだけではありません。米飯やパン、麺類などの炭水化物も糖質です。
炭水化物の多くは「多糖類」といって、ブドウ糖がたくさん連なった構造をしています。甘い砂糖は「二糖類」で、ブドウ糖と果糖がくっついています。
このどちらも消化されると、一個一個のブドウ糖に分解されて、小腸から血液中に吸収されます。
だから、炭水化物をたくさん食べると血液中にブドウ糖が溢れかえり、それが体中のタンパク質にくっついて、どんどんAGEができてしまうのです。

